先月末に観た花組リスト、遅ればせながら感想です。
チケットを取っていた前回の星組がコロナで中止になってしまったので*1、久々の宝塚でした。
『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
ピアノの魔術師と称され、19世紀初頭のヨーロッパで絶大な人気を博したピアニスト、フランツ・リスト。超絶技巧に彩られた情熱的な演奏と、女性達を虜にしてやまない類まれな美貌でパリのサロンを席巻し、瞬く間に時代の寵児となった彼が追い求めたものとは…。
ハンガリー人である事を自認しながら、その生涯の中で母国語を話すことができなかったフランツ・リスト。自身の本質的なアイデンティティである“リスト・フェレンツ”として生きる事をその胸の内で願いながら、一方でカリスマ性を秘めたスター“フランツ・リスト”であることを自ら欲し、そして周囲から求められ…その狭間で生きる人生に次第に葛藤を覚えていく。
自らの“魂”の居場所を探し、ヨーロッパ中を彷徨い続ける若き日の彼の姿を、運命の恋人マリー・ダグー伯爵夫人とのロマンスを中心に、最大の好敵手でもあるショパンとの友情を交えて描く。自己とは、自分とは。そして、自分らしく生きるとは何か? を問いかけるミュージカル作品。(出典:公演解説 | 花組公演 『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』 | 宝塚歌劇公式ホームページ)
主な配役
フランツ・リスト | 柚香 光 |
マリー・ダグー伯爵夫人 | 星風 まどか |
フレデリック・ショパン | 水美 舞斗 |
ジョルジュ・サンド | 永久輝 せあ |
エミール・ド・ジラルダン | 聖乃 あすか ←推し |
柚香光、色っぽくてスーパーアイドル、リストにぴったり。
マイティ水美舞斗もよかった。ショパンの最後のシーンは泣けた。
サンド婦人を演じた永久輝せあも上手かった。女役も器用にこなすなあ。
花組の推し、聖乃あすか、まずまずかな? どこかで化けて欲しい。
2階席だったので、柚香光が得意のピアノを、最初と、中盤に実際に弾いてたのがよく見えた。
超絶技巧のラ・カンパネラあたり弾いてくれるかと期待したけど、それは流石になかった。でも、舞台で生ピアノを弾くだけでも堂々としたものです。
パンフを事前購入して読んでいったので、話の筋もよくわかって、いいお芝居でした。ストーリーはまあ、リストの若い頃の自分探しの旅の話なんで、いうほどドラマチックでもなく、ふーん、てなもんでしたが。*2
『Fashionable Empire』
時代や流行の先端を行く洒落者達が集う“Empire(帝国)”を舞台に、時にクールに、時に熱いビートのうねりで人々を魅了する数々の場面で構成するスタイリッシュなショー作品。花組トップスター・柚香光の持つ都会的で洗練された魅力に焦点を当てると共に、花組生達の多彩な輝きを様々なグルーヴに乗せて、極上のエンターテインメントをお届け致します。(出典:公演解説 | 花組公演 『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』 | 宝塚歌劇公式ホームページ)
すみません、僕の場合、たいがいショーの間に一回ぐらい眠たくなるんですが、今回は全く眠たくなることのない、あっという間の1時間でした。
つまり、すごく良かったということ!
どこがどう良かったかというと
えーと、、、
やっぱり観劇後にすぐ感想を書かんと忘れますなあ。(汗)
次はすぐ書こう。
なんにせよ、新人たちのロケットはいつもウルっときます。
娘よ、ようここまでがんばってきたな!という親心で(笑)
あとマイティがちゃんと2番手の羽を背負ったのがトピックでしたね。
改めて見ると、やっぱりマイティ格好いい。
勝手に評価
ということで、今回の花組リスト、芝居もショーも満足のいく面白さということで、★3つ半で。
私的評価 | ★★★☆★ |
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最近見た宝塚
(2022年)
6月
花組公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』★★★☆
3月
雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』★★★☆
1月
月組公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』★★★★
(2021年)
11月
花組公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』★★★★
9月
雪組公演『CITY HUNTER/Fire Fever!』★★★
5月
月組公演『桜嵐記/Dream Chaser』★★★☆
4月
1月