ファミコンが登場したのは昭和58年(1983年)の7月。
ちょうど小生が15歳、高校1年生のころだ。
ファミコンは、ゲームセンターや喫茶店で1プレイ100円もするビデオゲームが、家で、タダで、何時間でもできるという夢のようなおもちゃだった。
そんなファミコンが我が家にやってきたのはたぶん1985年の暮だったと思う。
というのは確か、親の関係先が、お歳暮代わりに、当時流行していたファミコンを贈ってくれたと記憶しているのと、いただいたファミコンに同梱されていた我が家最初のカセット、「スターフォース」というシューティングゲームが1985年発売だからだ。
ファミコンが届いた日、一晩中きょうだいでこのゲームをやっていた記憶がある。
で、東京オリンピックでもおなじみの国民的ゲーム「ドラゴンクエスト」が発売されたのが1986年(昭和61年)5月。小生は18歳、高3。
このころはもっぱら5歳下の弟がゲーム機を占領しており、小生は弟の傍らでゲームの進行を見守る役目だったように記憶している。あるいは「ふっかつのじゅもん」をチェックする役目だったか。
ほとんど見る専、たまにレベル上げに参加する程度だったものの、すっかりドラクエの面白さにハマったものだ。
もちろん、翌年発売のドラクエ2もプレイ(ほぼ弟が)し、その難しさに狂乱したのもいい思い出。
そして小生史上最もそのラストに驚愕し生涯のベストとなったテレビゲーム、「ドラゴンクエスト3」が1988年2月に発売される。小生20歳のときだ。
御存知の通り、このソフトを買うために学校を休んで補導された児童・生徒が全国で392人に及んだ、というぐらい日本中に社会現象を巻き起こしたゲームである。
小生、そのころは東京で学生生活を送っていたのだが、実家に帰省したときに弟とおもむろにプレイ(ほぼ弟が)したことが懐かしく思い出される。
そして、そのラストには最大級の衝撃を受け、弟と「え、、うそーっ!まじかー!!」なんて叫びあったのもこれまたいい思い出だ。
そんなドラクエ3だが、今般3Dにフルリメイクされるとのこと。
ゲームから遠ざかって久しいが、このリメイクには食指が動いている。
久しぶりに弟とドラクエをプレイしてみるか。