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PDA・デジモノ・その他雑多なジャンルからのレポートやWeb情報、テキトーに書かれる私的日記などからなるブログです。不定期更新。(・∀・)ノ ヨッポ

サンドイッチマン伊達さんと同じく血尿で検査した話

サンドイッチマン伊達さんの膀胱がん治療が話題

サンドイッチマン伊達みきおさんが、膀胱がんステージ1での治療を公表したことが話題になっています。

先月のある日の朝、血尿が出ました…。 少し赤いとかではなく、完全に鮮血でした。 しかし、どこも全く痛みがなく…なんだこれ??って感じでした。 その日は仕事を夜までやり、そのまま病院へ。 CT検査をしても何もなく…。 だとすると、膀胱だと。 数日後、膀胱にカメラを入れて検査をすると2センチ程の腫瘍が見つかりました。 (サンドイッチマン伊達みきおオフィシャルブログより)

この話を聞いて、膀胱あたりがブルッと震えた諸兄も多いことと思います。

かくいう僕も、ちょうど2年前に突然の血尿でパニクった一人です(;´Д`)。

血尿、僕の場合

血尿が出た!

僕の場合は突然というより、ジムのランニングマシンで45分ぐらい走った後、茶色い血尿が出ました。薄めたコーラのような色と言ったらよいか。

伊達さんと同じように全く痛みもなく、人生初の血尿にまさに「なんやこれは!?」って感じでした。食べたものが尿から出たのか、と思ったけどそんなわけもなく。

血尿が出た途端、膀胱やら睾丸あたりがなんだか痛みだしたりして(まさに不定愁訴)、とにかく病院にいかねばと次の日の土曜日、急いで近くの総合病院に行きました。

次の日のエコー検査

とりあえず採尿、結果やはり潜血ありエコー検査前立腺の触診。やはりどこかに良くない病巣があるのか。

その総合病院の泌尿器科は曜日が限られていたので、1週間後に造影剤CTを撮ることに。その間の1週間は蛇の生殺し状態。しかも、その日の夜もランニングマシンで50分ほど走ったら、2日連続で血尿!それ以来、走るのは怖くなって止めましたよ・・・

次の検査まではやたら終活について考える1週間になりました・・・。

それはそれで人生を見直す機会になるのでいいこともあるけど、やはりネットでいろいろ調べてしまうわけで、今回の伊達さんのように最悪膀胱がんの可能性もあるとか、検査も尿道からの内視鏡になるので覚悟しないとだめだとか、余計なことまで考えて鬱々としてしまう。

検査するなら早く結果がわかるところでやるべきだなあと思う。

伊達さんはこの尿道からの内視鏡検査をやったと思われるけど、昔の膀胱内視鏡尿道に太い棒のようなものを突っ込んでたやたら痛かったそうです。最近は柔らかいファイバー状のものに進化してるそうなので、めちゃめちゃ痛いわけではないようですが、それでも精神的な覚悟が必要(いざとなったらプレイと思い込むしかなし^^;)。

1週間後のCT検査

で、次の土曜日、いよいよ造影剤を血管から入れながらのCT。

造影剤というのも初めての経験でした。手首の血管に太めの針を刺して体温ほどの造影剤を入れるわけですが、体がツーンと熱くなり、造影剤が膀胱の方にくると尿意を感じたりで、なんか面白い体験でした。

しかし、せっかくのCT検査もその日に結果は出ず、検査結果まで1週間お預け。また蛇の生殺しです・・・

2週間後、検査結果

血尿がでて2週間後、ようやく検査結果。

CTの結果、腎臓に嚢胞が見られるもののその他に異常なし、血液も異常なく、尿内に悪性細胞も検出なし。睾丸に違和感ある(不定愁訴・・・)と申し出たら、エコー検査しましょうとなり、精巣(要は○○タマ)をぐるりとエコー。異常なし。おばちゃんの看護師さんでしたが、ちょっとやばかったです(笑)。

次回尿検査で潜血見られれば内視鏡検査しましょう、ということになり、定期観察ターンに。運動後の血尿なので、しばらく運動は控えるようにとのこと(もう走るのは止めます・・・)。

その後

幸い次の検査では潜血は見られず、なんとか膀胱内視鏡は回避できました。

ということで、結局血尿の原因はよくわからぬまま、血尿騒動は終わりました(今回伊達さんがCTで異常はなかったのに内視鏡をしたのは潜血が続くとか悪性細胞が検出されたのかもしれませんね)。

ちなみに、ドクターがいうには、血尿の原因として、激しい運動時に静脈が動脈に挟まれて血液が精巣の方に流れる現象もあるらしく、通常は子供に多いらしい。僕の場合、運動といってもスロージョギングなのでそんなに激しい運動ではなかったんですが、1時間近く走るとそういうこともあるのかもしれません。

ということで、それ以来ジョギングを止めて筋トレメインに変えたわけですが、その後血尿が出ることもなく、定期健康診断でもこれといった異常もなく(とっいっても胃や胆嚢にポリープもあるし、腎臓に嚢胞もあるし、コレステロールも高いですが…)、いまのところなんとか落ち着いております。

今日の終活

伊達さんのように有名人が健康に関する情報を公表してくれるのは、われわれ一般人に健康に対する注意を喚起してくれるので、とても意義があると思います。

血尿も初めて見ると驚きますが、たいがいはなにもないことのほうが多い。心配しすぎず、かといって放置せず、ちゃんと検査を受けて、症状を客観的に観察し、治療すべきときは治療し、それ以外のときはあまり気にしないことも大事かと思います。

われわれ中高年はもう何があってもおかしくない年頃。日頃から備えて、冷静に対処したいものですね。