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PDA・デジモノ・その他雑多なジャンルからのレポートやWeb情報、テキトーに書かれる私的日記などからなるブログです。不定期更新。(・∀・)ノ ヨッポ

ビデオカメラ考

最近、ビデオカメラについて必要あったのでちょっと調べてみたら、今はかなりの種類がでてるのね。大きく分けると画質とメディアによって次の組み合わせ。
1、ハイビジョン+ハードディスク
2、ハイビジョン+メモリ(SD,MS)
3、ハイビジョン+DVD
4、ハイビジョン+テープ
5、スタンダード+ハードディスク
6、スタンダード+メモリ
7、スタンダード+DVD
8、スタンダード+テープ

画質の比較

ハイビジョン:長所はとにかくキレイであること。短所は高い、容量がでかい(PCでの編集、保存に苦労する)、出力機器が限定される(ハイビジョン対応のテレビが必要)など。ただし、スタンダード画質でも出力は可能なので、ハイビジョンでなくてよいなら普通のテレビでも見れる。
スタンダード:長所は安い、PCでの取扱いが容易、出力機器を選ばないのでDVDにもそのまま焼いて周りに配れる。短所はキレイでない。将来、テレビはハイビジョンに置き換わっていくだろうから、将来を見据えれば今からハイビジョンで撮っておくほうが後悔しないかもしれない。

メディアの比較

ハードディスク:容量がでかいので時間を気にせず何時間も撮り貯めができる。パソコンとの親和性も高い。ただし、経験上HDDは壊れやすい気がするのが不安。
メモリ:小さいので必然的にカメラ本体も小型軽量。カメラが小さいと取り回しが非常に楽。撮影の機会も増えそう。容量が小さい分パソコンへの取り込みも楽。メモリもどんどん安くなっていってる。ただ、経験上メモリは飛ぶ危険が高い(容量が小さい分ハードディスクよりは被害はましだが)。
DVD:そのままプレーヤーで見れるのがいいが、容量が小さく、本体は大きくなりがち。画質もなんかいまいちらしく、人気がない。
テープ:値段が安く、HDDやメモリのように飛ぶ危険もほとんどないので、撮ったムービーをそのまま保存しておけるのが最大の利点。ただしテープだけに取扱いは冗長。また消えゆくメディアゆえ将来的に再生機器が確保できるかも問題か。

どれがいいか

画質を選ぶなら、将来を見据えてやはりハイビジョンで撮っておきたい。出力は限られるが、とりあえずスタンダードでも出力はできる(大は小を兼ねる)。とにかくハイビジョン画質で保存だけしておけば、あとでなんとでもなる。ただし予算は10万をみとく必要がある。
メディアについては、保存の労を厭うなら、そのまま撮りっぱなしにできるテープがよい。将来性が問題とはいえ、テープはなくならないかもしれないし、いよいよテープが終了、再生機器が消えていくとなれば、そのときにブルーレイなどにデータを移行すればいい(大量にテープがあるとめんどうだが仕方ない)。
もしくは、保存の労を厭わないなら、メモリやハードディスクでもよい。これらは保存の信用性が低いので、撮るたびに大容量ハードディスクに保存(2台でミラーリングすれば安心)、機を見てブルーレイなどに二重保存していくとよい。

以上をふまえて機種を選ぶなら

10万円以下で選ぶとする。まず、ハイビジョン+テープなら、Canonの名機と言われる「iVIS HV10」が間違いないか。画質だけなら最高といわれてる。型オチでだいぶ安くなっているのもいい。ただし販売終了で残り少ない。
また、メモリならパナソニックの「HDC-SD5」。実際店舗で触ってみたが、非常に小さく操作もしやすいので、どこでも持って行きたくなる。ただ暗所の画質は良くないという評価もあるし、新製品なんでまだまだ高い。
最後に、ハードディスク機なら、Canonソニーを選べば間違いなさそう。触った感じではCanonの「iVIS HG10」が操作しやすくいい感じだった。画質の評価も良い。高いけど。あと触った感じでいえば、スタンダード機になるが、ビクターの「Everio GZ-MG275」などもコンパクトで使いやすそうだった。こちらなら6万台と安め。スタンダードでいいや、というならこれでもよさげ。