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PDA・デジモノ・その他雑多なジャンルからのレポートやWeb情報、テキトーに書かれる私的日記などからなるブログです。不定期更新。(・∀・)ノ ヨッポ

初めてシャンソンを聴く

関西シャンソン界の大御所、出口美保さんのリサイタルにうちの両親と奥さんとでフェスティバルホールに行ってきました。

今回初めてプロのシャンソンというものを生で聴いたのですが、実際聴くと単なる「歌」というより「演劇」。出口さんは「3分間のドラマ」と言っていましたが、まさにそんな感じです。選曲も一連のドラマを感じさせるもので、一曲目から出口さんの表現力に圧倒されっぱなし、見終わったあとはまさに名優の一人芝居を見きったような感じになりましたヨ。ど素人ながらシャンソンの魅力の一端に触れることができたような気がします。

出口さん、大病を経たとは思えない歌いっぷりでした。さすがプロですね。

2年前に心筋梗塞(こうそく)と脳梗塞に倒れた関西のシャンソン歌手の草分け的存在、出口美保さん(71)=豊中市=が3日、復活リサイタルを大阪市北区フェスティバルホールで開く。心臓バイパス手術を乗り越え、苦しいリハビリに耐えてきた。右半身にまひが少し残るが、自らの足で歩み、マイクを持って3年ぶりの大舞台に立つ。

ところで

小生、シャンソンについては全くのど素人で、「フランスの歌」程度の認識しかなかったんですが、実はシャンソンとは、

本来、シャンソン(chanson)は、フランス語で歌の意味である。したがって、少なくとも現代のフランス語圏においては、シャンソンは歌全般を意味し、特定ジャンルの楽曲を指すものではない。他言語圏ではフランス語で歌われる曲という意味で使われることが多く、この場合も何らかの音楽的特徴を持つものではない。なおイタリア音楽のカンツォーネ(Canzone)とは元々の語源は同じである。
ちなみに中世からルネサンスにかけてのヨーロッパでは、「シャンソン」と呼ばれる歌曲が数多く作られたが、これとても単にフランス語で歌われるポリフォニーの(初期にはモノフォニーのものもあった)世俗的声楽曲を総称する名称にすぎず、特定の形式、様式をさすものではない。
日本においては、1970年代以前に流行したフランスの歌謡曲全般をシャンソンと呼ぶ場合が多く、これらを日本語訳でカバーしたものもシャンソンに分類される。

とのことですね。知らなんだ・・・。