僕は若いときから遺伝的に血圧が高めで、健康診断ではいつも要観察を指摘されます。
なので、なるべく高血圧の薬を飲まなくていいように、毎日朝晩血圧を測って、塩分を制限したり、降圧運動をしてみたり、酢を飲んでみたり、ハイカカオチョコを食べてみたり、トマトジュースを続けてみたり、と血圧を下げるのにいいというものをいろいろやってみた時期もあります。
しかしやってるときは一時的には下がるものの、しばらく経つもとに戻るという結果にアホらしくなって、結局毎日の血圧の測定もやめ、血圧のことは忘れることにしたのでした(松本光正医師の本に触発されたのもあり)。
高血圧で何らかの症状が出ているならともかく、何もないのに毎日血圧の数字を気にするより、血圧のことは忘れて放っておくほうが血圧にもいいという結論に落ち着いたわけです(あくまでも僕の場合はです)。
最近は高血圧は老化現象と割り切って、年齢+90ぐらいならOKでいいんじゃないかと思っています(昔はそう言われてましたからね)。今だと140前半ぐらいまでなら正常値ということでよいかなと。老いと病を混同するな、と中村仁一医師も言ってますしね。
それでも毎日バナナを食べたり、無理しない程度で筋トレを続けてるので、多少は血圧にいいこともしています(バナナは血圧にいいそうですよ)。老いに抗おうとは思わないけど、死ぬまではなるべく健康でいたいですから。
血圧との付き合いは今のところそんな程度です。
そんな中、こんな記事が。
今年の高血圧の専門誌に発表された論文に、「脳に薬が移行するようなタイプのACE阻害剤やARBを使用することで、脳に移行しない薬と比べ物忘れを予防するような効果があった」というデータが発表されています。(高血圧の薬で認知症を予防できるのか 専門誌でデータ発表|日刊ゲンダイヘルスケア)
高血圧の薬が認知症を予防するのでは、という発表です。
血圧は上がりすぎても動脈硬化で血流が細るし、下がりすぎても末端まで血液が流れないし、で認知症と血圧の関係は一筋縄ではいかないそうですが、件の直接脳に薬が流れるタイプの降圧剤には認知症予防の効果があったとのこと。
このACE阻害剤やARBという薬は一般的な高血圧の薬らしいのですが、そんな話ならちょっとぐらい降圧剤の世話になるのもありかな〜と心が揺れ動いたりして。(^^;)
一般的な血圧の薬で高血圧と認知症が一気に予防できるならおいしいですしね(笑)。 そこはコスパに敏感なFPの性といいますか。(≧∀≦)
ま、お世話になるとしてももうちょっと先の話ですけどね。