先月下旬に発売されたiPad mini6。かなり評判がいいようですね。僕もちょっと遅れて注文したのですが、先日ようやく届いて我が家のiPadも6台に。
そこで、各iPadを比較しつつ簡単にレビューしてみます。
iPad miniとの付き合いはけっこう長い
前機種iPad mini5から2年半。
待ちに待ったiPad mini6はその名の通りiPad miniの6代目。 初代から5代目まで変わらなかったデザインを一新した、次世代のiPad miniです。
僕とiPad miniの付き合いは2012年に初代を購入してからなので結構長い。
初代miniを長く愛用していて、その後は2015年にiPad mini4、2019年にApple Pencilに対応したiPad mini5を購入し、今手元にあるのはiPad mini(初代)、iPad mini5(現在は奥さん用)。
iPad miniだけで今回で4枚目なので、我ながらけっこうなiPad mini愛好者ですね。iPad mini4の後継がなかなか出ず、ディスコンの噂を聞いたときは思わず天を仰ぎましたが、ようやく出たiPad mini5からの今回大幅にリニューアルされたmini6へと見事に大復活を成し遂げてくれて実に嬉しい。
ちなみに通常タイプのiPadも、iPad初代(売却)、iPad Air2(売却)、iPad Pro12,9(初代は売却、現在は3代目)、iPad Pro10.2(現在は子ども用)、iPadPro11と愛用してきてまして、途中2枚体制になったり3枚体制になったり。もはやiPadマニアといっていいかもしれない。
ここしばらくはiPadPro11インチと12.9インチの2枚体制でしたが、今回新たに加わったiPad mini6をPro11インチと入れ替える予定です。
iPad miniはとにかく軽くて取り扱いが楽なのが最大の魅力なのであります。
我が家のiPadたち
開封の儀
というわけで、開封の儀をいちおう。縁起物なので(笑)。
いつもの感じですね。
ACアダプタとTypeCケーブル。
今機種からminiもUSB TypeCに変更された。Proと兼用できるのは嬉しいところ。 iPhoneも早くTypeCにならないものか。
iPad Pro 11inchと比較
こう比べるとかなり大きさが違いますね。
Pro11インチは一台で何でも済ませるなら絶妙な大きさですが、miniに比べるとやっぱり重量があるので取り回しの快適さには劣ります。
特に最近はMacBook Airと一緒に持ち歩いているので、総重量となると結構なもの。
miniは小さめのかばんにもすっぽり入るし、電車の中でさっと出せるのは断然mini。常時携帯するにはminiの大きさ重さが最適解といえるでしょう。
iPad Pro 12.9inchと比較
Pro12.9インチの画面はminiの2倍以上ありそうです。でかい。そして重い(といっても680グラム程度ですが)。
普通の使い方だとこの大きさは不要かな。目的がある場合だけ選択肢に入るでしょう。 僕の場合は資格勉強に使っています(問題と解答を横に2つ並べるには丁度よい大きさなのです)。
その他、動画編集したり絵を描く人(プロアマ問わず)には必須の大きさのようです。
あと大きな画面で顧客にプレゼンしたりするのにもよいでしょうね。
3者の比較
12.9インチは自宅やオフィスに据え置き用。
8.9インチのminiは常時携帯用。
11インチはその中間という感じで、万能に使える反面、中途半端といえば中途半端。 とはいえ、iPadでどれか一台だけ、となるとPro11インチになるでしょう。
Pro 11inchからデータ転送
まっさらのmini6へ、Pro11インチからデータをコピー。
最近はパソコンを介さなくても本体だけでデータ転送ができるので非常に楽になりましたね。
iPad mini 5との比較
ここで旧機種のiPad mini5との比較を。
本体が小さくなってるにも関わらず画面は大きくなってるのがわかりますね。しかもmini6のほうが少し軽くもなっています。素晴らしい。
ただ厚みは若干mini6のほうが増えていて、持った感じもmini5のほうが薄く感じます(エッジがラウンド処理されているので余計にそう感じる)。
とはいえ総じて格段に進歩しているといってよいでしょう。なんと言っても第2世代のApple Pencilに対応したのが大きい。
iPad mini6の残念なところ
ほぼ完璧といっていいiPad mini6ですが、唯一、Proで採用されていたFaceIDが搭載されていない点はちょっと残念ですね。
mini6でロック解除したりパスワード認証したりするときは電源ボタンに装備されたtouchIDを使うのですが、外出中のマスク対策としてはよいとして、自宅などではFaceIDがただ画面を見つめればよかったのに比べると電源ボタンにいちいち指を伸ばすのは地味に不便です。できればダブルで搭載して欲しかった。次世代に期待ですね。
あとはiPadOS15で画面のデザインが変更されてしまった(アイコンが6列から5列になった)のはデザイン的にいただけない。こっちはアップデートで元に戻してくれることを期待します。
今回買ったケース
Proはマグネット式のケースを使ってるのですが、miniは片手で取り回すことを想定して、なるべくガッチリホールドしてくれるはめ込み式のケースにしました。
マグネット式で12.9、11、miniの3兄弟を揃えるのも良かったんですけど、まあ実用重視で。
今回買った保護フィルム
保護フィルムはASDECの「描きたくなるフィルム」というのを買っています。
ノングレアのフィルムですが、ノングレアによくある虹模様の嫌なチラツキがほぼなく、適度に防反射、防指紋性能を備えています。ペーパーライクフィルムのような特有のザラつきもなく、サラサラと指の滑りもなめらか。その割には適度な抵抗でApple Pencilの書き心地も良いので、毎回指名買いしています。文句なしにおすすめ。
オススメのiPadはどのタイプ?
というわけで、簡単なiPad mini6のレビューでしたが、いろんな種類があるiPad、どのタイプを買うのがオススメかを最後に。
特に用途が決まってなければ10インチ〜11インチタイプのものを買っておけば間違いないです(今ならiPad Airがおすすめ)。趣味からビジネス用途まで万能に使えます。
常時携帯して電子書籍を読んだりシステム手帳のように使いたい場合はiPad miniを。
机の上に据え置いて、イラストや動画編集などを大きな画面でじっくり作業したい場合は12.9インチを。
2枚体制で行く場合は、僕の場合はminiと12.9を選びますが、そこはその時々の目的に応じてセレクトすれば良いかと。
なお、iPadはなかなか高価なので(その価値はありますが)、なるべく安く買うにはApple認定の整備済製品(返品修理などで新品同様になっているリファブリッシュ品)を整備済製品ストアから購入するのがオススメ。それが1世代前のものでもあまり性能に不満が出ることはありませんよ。
では、ハッピーなiPadライフを!