政府は28日、31日に期限を迎える9都道府県に発令中の新型コロナウイルスの緊急事態宣言を6月20日まで延長すると決めた。医療の提供体制や変異ウイルスの感染拡大を踏まえ判断した。菅義偉首相は28日の記者会見でワクチンに関し、6月中旬以降は1日100万回接種できる体制が整うと表明した。(緊急事態宣言、6月20日まで延長決定 9都道府県: 日本経済新聞)
5月末まで延長されながら、宣言慣れでどうも緊張感を欠く緊急事態宣言ですが、今日さらに来月6月20日までの延長が決まりました。
やはり東京オリンピックまでに一時的にでも感染状況を抑えたいという政府の思惑が見えてきますね。
ただ、一時的に抑えたところで、ワクチンが行き渡っていない現状では、オリンピックが原因で感染が大きくリバウンドしてしまう可能性があるのは明らかで、それゆえに中止の声が大きいわけです。
しかし、その東京オリンピック、無観客なのか微観客なのかわかりませんが、今のところ中止される気配は全くありません。そもそも日本に決定権はないという。
とするならば、いっそのこと8月8日の閉会式まで緊急事態宣言を延長するのはどうでしょうね。もちろんその間の補償はしっかりやってもらうのが前提で。それが無理なら、少なくともオリンピック期間の2週間は全国的に緊急事態宣言を出して人の流れを止めてしまうとか。
オリンピックまでに感染を抑えるっていうから無理が出てくるんで、オリンピックを感染拡大抑止に利用するというほうが現実味がありそうな。
どっちみち、多くの人はオリンピックで仕事も手につかないでしょうし(笑)
おうちでオリンピックを観戦してコロナの感染を抑えよう!
てなキャッチフレーズで(^^;