先月31日に認知症に関する世論調査の結果が発表されました。前回調査が2015年ですので5年ぶりの調査結果となります。
認知症に関する世論調査(令和元年12月調査)(内閣府政府広報室)
あなたは今までに認知症の人と接したことがありますか。それともありませんか。
これは意識調査1つめの質問です。
調査結果によると、「ある」と答えた方は前回の56.4%から61.6%へと5ポイント以上の増加。「ない」と答えた方は前回の43.3%から37.7%へ5ポイント以上の減少。
高齢社会にともなって認知症の患者も年々増えていっており、2020年現在では約600万人と推計され、2025人には約700万人、65歳以上の5人に1人は認知症になると見込まれています。
[caption id="" align="aligncenter" width="700"] 出典:平成29年版高齢社会白書(概要版)第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向[/caption]
意識調査結果もまさにこういった現実が反映されているものとなっていますね。
我々も明日は我が身。しっかりと頭が動くうちに対策を練っておく必要がありそうです。