応天の門感想。
月城かなとが原作どおり少年の役を?と思ったがどうやらそんな感じでした(はっきり年齢言うことはなかったけど)
月城は菅原道真の役なんだけど、原作どおりツンデレな役柄をうまく演じてましたよ。違和感はあまりなかったです。
でもやっぱり鳳月杏。
プレイボーイ在原業平は流石はまり役でした。
あと、海乃美月も風間柚乃も芝居上手ぶりを発揮してて良かったです。
長身大楠てらは鬼のような用心棒を演じていて、これもまたピッタリハマっててよかった。
予習は原作漫画で
原作は多分今回宝塚に抜擢されるまでほとんどの人が知らなかったであろう、灰原薬の青年コミック「応天の門」。
現在16巻まで既刊ですが、Kindleunlimitedで6巻まで無料で読めたので、そちらで予習しました。
6巻までしか読んでないので、今回の脚本に全体のストーリーをどの辺まで入っているのか不明ですが
おそらく6巻以降のエッセンスが散りばめられてるのだろうとは見受けられました。
6巻以降、漫画もあんな感じにすすむのかな?なんて思ったり。
ただ最後の「俺たちの戦いはこれからだ!」という打ち切り漫画的なセリフはどうか(笑)
ショーはやっぱり鳳月杏。
さて、二部のショーですが、やっぱり鳳月のオーラが凄くて月城が霞んでますわ…(あくまで主観)
特に途中、女役にチェンジするんですが(鳳月杏の女役は初めて見た)、まあ月城とのデュエットダンスの妖婉さよ。
それにつけても鳳月杏トップだったら月組ももっと見応えあっただろうに…と思う(いや、あくまで主観です)
なんかね、月城はどうも地味さが抜けきんのですよね(あくまで…略)
美形なのに不思議。いや、逆に美形すぎて特徴がないのが弱点なのか。
一方で、海乃美月はヤマンバのようなラテン系メイクでいつもとは違う魅力。
意外とそっちのメイクのほうが好きです(笑)
ラインダンスはいつものようにやっぱり泣けるね。
月組については・・・
曉千星が星組に移ってしまい、鳳月杏以外にこれといった魅力のある役者がいないのが残念。
風間がどこまで伸びるかにかかってるか。
今から鳳月がトップになるのは難しそうだし(なって欲しいけど)。
礼華はるも路線のようだけど、まだ修行中。
以上、しつこいけどあくまで個人的感想なので、月組ファンの人怒らんといてくださいねー!(^_^;)
ところでふと思ったが、
小学校の運動会で自分の子供だけでなくパパ友の子など知ってる子が多いほど楽しく見れるのと同じで、宝塚も長く見るほど知ってる子が増えてきて楽しさがアップしていきますな。
それが沼にハマるということか(汗)
勝手に評価
事前予習が効いて、ストーリーもわかりやすく楽しく観れました。
私的評価 | ★★★☆★ |
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