宝塚月組『グレート・ギャツビー』を観てきました!
1階S席で、久しぶりの水平視点での観劇でした(笑)
なかなか良かったです。
公演情報まとめ
20世紀アメリカ文学の最高峰と言われる「グレート・ギャツビー」。1991年雪組で『華麗なるギャツビー』として世界初のミュージカル化に成功。2008年には月組が日生劇場で再演し好評を博しました。
宝塚歌劇として3度目の上演となる今回、永遠の主人公ジェイ・ギャツビーを演じるのは、傑出した演技力を誇る月城かなと。新たなる大劇場一本立て公演として、月組の魅力溢れるキャストが、豪華なミュージカル作品をお届け致します。
名曲「朝日の昇る前に」はそのままに、更にバージョン・アップした2022年版『グレート・ギャツビー』に、ご期待ください。(出典:宝塚歌劇公式ホームページ)
主な配役
ジェイ・ギャツビー | 月城 かなと(95期) |
デイジー・ブキャナン | 海乃 美月(97期) |
トム・ブキャナン | 鳳月 杏(92期) ←推し |
ニック・キャラウェイ | 風間 柚乃(100期) |
今回の予習
事前にレオ様版映画「華麗なるギャツビー」で予習していきました。
原作がアメリカ最高の文学作品ということで、文学的で難解な話かと思ったら、予測に反し「純愛男と性悪女の話」だった(笑)
ロバート・レッドフォードの1974年版ギャツビーは長年見ようと思いつつ見逃してたので、こっちも観たかったんですが。またも見れずじまい。そのうち観よう。
あと、事前にパンフでも予習。
奥さんが一足先に観てきたときに買ったもの。
予習の甲斐があって、話についていけなくなることもなく、長丁場のお芝居も最後まで楽しく見ることができました。
鳳月杏にどうしても目がいくのだ
うーむ、やっぱり月城かなとは、まだいまひとつ華がない。
美形だし歌も芝居もうまいとは思うんだが。
それより数段目立つのが鳳月杏。
決して美形ではないのだが、声がいいのか、醸し出す雰囲気が違う。オーラがある。
思い返すと、珠城りょうの「桜嵐記」のときも鳳月杏は主役を食っていたし、前回の「今夜、ロマンス劇場で」でも、鳳月杏の俊藤ちゃんが最も印象に残っていた。
やっぱり年季の差なんですかね。
ただ、鳳月杏はトップのイメージかといわれれば、そうじゃないんだよなあ。
バイプレーヤーで光るというか。
まあ、あくまで個人的見解ですけど。
月城ももうちょっとトップを続けると化けるのかもしれん。
というわけで
推しの暁千星が星組に移ってしまった今となっては、現状月組の推しは鳳月杏といわざるをえないのだった。
先輩2番手ということで、いつまで推せるのかわからんけど・・・
ちなみに、夏目雅子の甥、もとい姪の風間柚乃もいい演技でした。さすがの血統。
あと、宝塚イチのタッパを誇る大楠てらを探したんだが、長身が何人かいて見つからなかった(^^;
あと、やっぱりロケットはうるっとくる(笑)
勝手に評価
映画よりわかりやすい展開で楽しめました。二幕ものもたまにはいいね。
私的評価 | ★★★☆★ |
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最近見た宝塚
(2022年)
7月
月組公演『グレート・ギャツビー』★★★☆
6月
花組公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』★★★☆
3月
雪組公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』★★★☆
1月
月組公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』★★★★
(2021年)
11月
花組公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』★★★★
9月
雪組公演『CITY HUNTER/Fire Fever!』★★★
5月
月組公演『桜嵐記/Dream Chaser』★★★☆
4月
1月
雪組公演『fff-歓喜に歌え!-/シルクロード』★★★★ 🥲