deckspace

PDA・デジモノ・その他雑多なジャンルからのレポートやWeb情報、テキトーに書かれる私的日記などからなるブログです。不定期更新。(・∀・)ノ ヨッポ

【映画】「BLUE GIANT」はせっかくライブで泣ける映画なのにCG最悪で泣ける…3/5点

BLUE GIANT オリジナル・サウンドトラック (限定盤)(2枚組)[Analog]

 

各所で絶賛のジャズ青春映画『BLUE GIANT』見てきました。

原作は数巻しか読んでないけど、ジャズ好きな小生には外せない映画。

 

deckspace.hatenadiary.org

 

音楽はあの上原ひろみです。

 


www.youtube.com

 

正直、ライブシーンでは泣きました。魂が震えました

でも、それを上回って残念極まりない映画でした・・・

 

 

ストーリーも音楽も最高!なんだが

 

原作は石塚真一による漫画『BLUE GIANT』。

高校生で世界一のジャズプレイヤーになると決心し、実際に世界一流のサックスプレイヤーになった主人公宮本大の回想録。

今回はその宮本大の日本におけるデビューストーリーを映画化。

 

 

今だと漫画アプリ(LINEマンガとか)だと無料で4巻ぐらいまで読める。

今作は第一部の仙台〜東京編で、原作は全10巻。

そのストーリーを上手く取捨選択して2時間の映画にまとめている。そこは単純に凄い。違和感なかったもんね。

 

声優は俳優のドラケンこと山田裕貴。今は本多忠勝か。

あの鼻にかかった声は特徴的で、油断するとあの顔が浮かんでしまうんだが、芝居は確かで違和感なし。

他の声優陣もいい演技してた。

 

音楽は世界の上原ひろみで、こちらは文句あろうはずもなく。

彼女が作った劇中曲も思わずアルバムを買おうかと思うレベル。

 

 

そこまでは★5つの名作レベルなのだが・・・

 

 

物売るレベルじゃねーぞ!って言いたくなる残念無念のCG

 

もう皆言ってるのあえて言及したくないんだけどね・・・

 

肝心要のライブシーンで、セルアニメプロの演奏を3Dキャプチャしたであろう3Dアニメが行ったり来たりで混在するんだけども・・・

 

それだけならよくあるパターンだが、この3DCGアニメがまさに「金取って見せていいレベルじゃねーぞ」と叫びたくなるぐらい酷い。40年前のゴルゴかお前は。*1

 

 

イメージ的には昔なつかしプレステの「パラッパラッパー」のようなペラペラしたCGです。

 

せっかくいいライブで魂が揺さぶられんとしているのに、この糞みたいなCGがしょっちゅう挟まれることによりテンションダダ下がり・・・

 

つい先日みたTHE FIRST SLAM DUNKの3Dアニメーションが史上最高レベルだったこともあって、まあ残念極まりない。

 

なんで原作者はこれでGoサインだしたのか謎すぎる・・・(イノタケ先生は3DCGに一枚一枚細かい指示を出していたのに・・・)

 

毎週日曜プリキュアの3DCGが神に見えますわ。*2


www.youtube.com

 

 

この糞3DCGさえなければ何回もリピートしたくなっただろうし、JAZZを知らない人にも文句なしに進められたのに・・・・
と思うと残念極まりなし。

 

予算がなかったのか、これが意図した演出なのか不明だけど、ほとんどの人が酷評してることからしても、まったく成功しているとはいえないと思う。

 

もし時間がなくて不完全な状態で公開してしまったんなら、円盤や配信で出すときに完全版にして出して欲しい。出たら絶対買うので、ダメ元でお願いする。

 

というわけで、残念ながら音楽もストーリーもセルアニメ場面もよかったのに、糞CGのおかげで★3です。ほんま残念

 

 

■勝手に評価基準■
★★★★★  5/5点  何度も観たい名作
★★★★   4/5点  おすすめ!
★★★    3/5点  一見の価値あり
★★     2/5点  お暇なら
★      1/5点  時間の無駄

*1:初の3Dアニメだったゴルゴ13。当時はそれでも興奮したものです。

*2:このヒロプリのエンディング、過去プリのどれかとそっくりな気がするが気のせいか。